起立性調節障害が治らない…実は「病気だけ」が原因ではないかもしれません
起立性調節障害が治らない…実は「病気だけ」が原因ではないかもしれません
「薬を飲んでいるのに良くならない。」
「病院では起立性調節障害と言われたけれど、半年経っても朝起きられない。」
そんな悩みを抱える親御さんは少なくありません。
もちろん、起立性調節障害は実際に存在する病気です。
朝起きられないことも、立ちくらみや頭痛も、「気合いが足りないから」ではありません。
しかし一方で、長く支援をしていると、
体の症状だけでは説明できないケース
にも多く出会います。
起立性調節障害は本当に病気です
まずお伝えしたいのは、
お子さんが怠けているわけではありません。
起立性調節障害は、自律神経の働きが乱れ、立ち上がったときに血圧や脈拍の調整がうまくできなくなる病気です。
そのため、
- 朝起きられない
- めまい
- 頭痛
- 倦怠感
などの症状が現れます。
まずは小児科などで適切な診断を受けることが大切です。
それでも改善しない場合があります
薬を飲んでも、
生活習慣を整えても、
なかなか改善しないお子さんもいます。
そのような場合、
病気だけではなく、
学校への不安や心理的なストレスが症状を強めている可能性も考えられます。
「朝起きられない」のではなく、「学校へ行くことが怖い」
例えば、
学校で嫌なことが続いたお子さん。
勉強についていけなくなったお子さん。
友達との関係に悩んでいたお子さん。
このようなお子さんは、
朝になると無意識に体が強く反応してしまうことがあります。
すると、
本当に体調が悪くなり、
起きようと思っても起きられない状態になることがあります。
つまり、
体の症状と心の状態が互いに影響し合っていることがあるのです。
休日は元気ではありませんか?
親御さんにぜひ観察していただきたいことがあります。
それは、
休日や好きな予定の日の様子です。
例えば、
- 旅行の日は起きられる
- 好きなゲームには集中できる
- 友達と遊ぶ日は元気
だからといって、
「仮病だ」
というわけではありません。
人の体は、
安心できる環境では症状が軽くなり、
強いストレスがかかる場面では症状が悪化することがあります。
これは決して珍しいことではありません。
「病気だから仕方ない」で止まってしまうことも
もちろん治療は大切です。
しかし、
「病気だから何もできない」
と考えてしまうと、
改善のきっかけを逃してしまうことがあります。
例えば、
学校への不安が少し軽くなっただけで、
朝起きられるようになったお子さんもいます。
逆に、
病気だけに目を向けていると、
本当の原因を見逃してしまうこともあります。
大切なのは体と心の両方を見ること
起立性調節障害のお子さんを支えるときに大切なのは、
どちらか一方ではありません。
- 医療による治療
- 生活習慣の改善
- 学校への不安を減らす
- 成功体験を積む
- 親子関係を良くする
これらを一緒に進めることが、
改善につながるケースは少なくありません。
親御さんに知ってほしいこと
「病気だから。」
「気持ちの問題だから。」
そのどちらかだけで考える必要はありません。
お子さんの状態は、
体・心・環境
この3つが重なってできています。
だからこそ、
どれか一つだけを改善するのではなく、
全体を見ながら支援することが大切なのです。
まとめ
起立性調節障害は、医学的に認められている病気です。
一方で、症状が長引く背景には、学校生活への不安やストレスなどの心理的・環境的な要因が影響している場合もあります。
「病気だから仕方ない」と諦めるのでも、「気持ちの問題だ」と決めつけるのでもなく、お子さんを一人の人として見つめ、体・心・環境の3つを一緒に整えていくことが改善への近道になることがあります。
ルートサポートから
ルートサポートでは、勉強だけでなく、お子さんが安心して毎日を過ごせる環境づくりも大切にしています。
起立性調節障害や不登校で悩むご家庭では、医療機関での治療を大切にしながら、親子関係や生活習慣、学校への不安にも寄り添い、無理のない一歩を一緒に考えています。
「朝起きられるようになること」ではなく、親子が笑顔で未来を選べることを目標にサポートしています。
初回相談は無料ですので、親御さんだけで悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。