不登校でも勉強習慣は身につく?家庭学習を続けるコツ【後編】

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前編では、不登校のお子さんが勉強しなくなる理由や、勉強習慣を身につけるための考え方についてお伝えしました。

後編では、実際に家庭で取り組める方法を中心にご紹介します。


家庭学習が続く「1週間モデル」

「何をすればいいのか分からない」という親御さんも多くいらっしゃいます。

最初から学校の時間割のように何時間も勉強する必要はありません。

大切なのは、毎日少しでも「勉強する時間」を生活の中に取り入れることです。

1日目

・好きな教科を5分だけ

2日目

・前日と同じ内容を10分

3日目

・好きな教科10分+読書5分

4日目

・休憩日でもOK

「毎日やらなきゃ」と考えるより、「続けること」を優先しましょう。

5日目

・苦手教科を5分だけ追加

6日目

・合計20分程度

7日目

・「1週間続けられたね」と一緒に振り返る

勉強時間よりも、「続けられた」という成功体験を積み重ねることが、次の一歩につながります。


小学生・中学生で家庭学習の進め方は変わる

小学生の場合

小学生は、「勉強」よりも「学ぶことは楽しい」と感じる経験が大切です。

例えば、

  • 音読
  • 計算ゲーム
  • 漢字カード
  • 図鑑を読む
  • 興味のある本を読む

など、机に向かうことだけが学習ではありません。

まずは「学ぶこと=嫌なもの」という印象を減らしていきましょう。


中学生の場合

中学生になると、高校受験への不安から焦ってしまう親御さんも少なくありません。

しかし、何時間勉強したかより、

基礎を一つずつ積み重ねること

が重要です。

英語なら単語。

数学なら計算。

国語なら読書。

一気に取り戻そうとするよりも、

「今日はここまでできた」

を積み重ねる方が結果につながります。


家庭教師やオンライン学習は効果がある?

「家庭だけでは限界を感じています。」

このような相談もよくいただきます。

結論から言えば、

お子さんに合った方法であれば、家庭教師やオンライン学習は大きな力になります。

最近では、自宅で学習した内容を学校の成績評価に反映できる制度も整備が進められており、学校外での学びも以前より重視されています。一定の条件を満たせば、自宅や学校外での学習成果が評価や出席の扱いに反映される場合もあります。

ただし、

「勉強を教える人」

より、

「安心して学べる相手」

を選ぶことが大切です。

支援をしていると、

最初の30分は雑談だけだったお子さんが、

少しずつ机へ向かえるようになることがあります。

信頼関係は、勉強習慣を作る土台になります。


勉強習慣を定着させる5つのステップ

① 時間を固定する

例えば、

夕食後の19時。

朝ごはんのあと。

毎日同じ時間に行うだけで習慣になりやすくなります。


② ハードルを下げる

最初から30分ではなく、

5分。

10分。

それだけでも十分です。

「簡単すぎるかな?」

と思うくらいが、実は続きやすい目安です。


③ 勉強する場所を決める

リビングでも構いません。

「ここへ座ったら勉強する」

という場所を決めるだけでも習慣化しやすくなります。


④ 終わったら認める

「100点だったね。」

ではなく、

「今日も続けられたね。」

この言葉の方が、お子さんの自信につながります。


⑤ 完璧を目指さない

できない日があっても大丈夫です。

一日休んだからといって、習慣がなくなるわけではありません。

大切なのは、また次の日から始めることです。


親御さんが避けたいNG行動

心配だからこそ、ついやってしまいがちなことがあります。

例えば、

  • 他のお子さんと比べる
  • 勉強時間だけを評価する
  • 毎日「勉強した?」と聞く
  • 将来への不安を繰り返し伝える

これらは、お子さんのプレッシャーになることがあります。

代わりに、

「何か困っていることはある?」

「今日は少しでも机に向かえたね。」

というように、結果より過程に目を向ける言葉が、お子さんの安心感につながります。


勉強だけでなく「生活習慣」も大切

勉強習慣だけを整えようとしてもうまくいかないことがあります。

例えば、

  • 朝起きる時間
  • 食事の時間
  • 睡眠時間
  • 適度な運動

生活リズムが整うと、自然と机へ向かいやすくなるお子さんも少なくありません。

規則正しい生活は、学習習慣にも良い影響を与えることが知られています。


よくある質問

Q. 勉強がまったく進まない場合はどうすればいいですか?

まずは勉強ではなく、お子さんが安心して過ごせる環境づくりを優先しましょう。

心が回復すると、自分から学び始めるお子さんも少なくありません。


Q. 家庭学習だけでも大丈夫ですか?

家庭学習は十分意味があります。

現在は、自宅や学校外で行った学習を学校が評価できる制度もあります。学校と連携しながら進めることで、学びを継続しやすくなります。


Q. やる気がないように見えます。

「やる気がない」のではなく、

「始め方が分からない」

「失敗が怖い」

というケースも少なくありません。

まずは5分だけでも取り組める目標を一緒に考えてみましょう。


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まとめ

不登校のお子さんでも、勉強習慣を身につけることは十分可能です。

そのために大切なのは、

  • 一気に取り戻そうとしないこと
  • 小さな成功体験を積み重ねること
  • 結果よりも過程を認めること
  • お子さんの気持ちを尊重すること

です。

焦る気持ちは当然です。

しかし、お子さんのペースを大切にしながら積み重ねた学びは、将来につながる大きな力になります。


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ルートサポートでは、不登校のお子さんへの学習支援だけでなく、ご家庭での関わり方や勉強習慣づくりについてもサポートしています。

「どこから始めればいいか分からない」「勉強を勧めると親子でぶつかってしまう」「お子さんに合った学習方法を知りたい」といったお悩みも、お気軽にご相談ください。

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