得意を伸ばそうと言われても、得意なことが見つからない|親御さんが知っておきたい考え方と見つけ方
「その子の得意を伸ばしてあげましょう。」
子育てや不登校支援では、よく耳にする言葉です。
しかし、多くの親御さんはこう思います。
「それが分かれば苦労しません。」
「うちの子には得意なことなんてないように見える…。」
「何をやっても続かない。」
実は、この悩みを抱えている親御さんは少なくありません。
今回は、「得意が見つからない」と悩む親御さんへ向けて、焦らなくても大丈夫な理由と、お子さんの強みを見つけるヒントをご紹介します。
「得意」は最初から分かるものではありません
多くの人は、
「得意なことを見つけてから伸ばす」
と思っています。
しかし実際は逆です。
続けた結果、得意になることの方が圧倒的に多いのです。
例えば、
- サッカー選手
- プログラマー
- イラストレーター
- ピアニスト
も、最初から才能が分かっていたわけではありません。
興味を持ち、続け、経験を積んだからこそ得意になっています。
つまり、
「今得意なことがない」ことは何も問題ではありません。
「得意」と「好き」は違います
親御さんは、
「好きなこと=得意なこと」
と思ってしまいがちです。
しかし、この2つは別物です。
例えば、
- ゲームは好きだけど得意ではない
- 算数は好きではないけど成績は良い
- 人と話すのは苦手だけど、人の話を聞くのは得意
ということはよくあります。
だからこそ、
好きなことだけを探す必要もありません。
得意が見つからないなら、「苦にならないこと」を探してみる
実は、得意なことは意外と本人が気づいていません。
なぜなら、
本人にとって当たり前だからです。
例えば、
- パソコンの設定が苦にならない
- 人の話を最後まで聞ける
- 細かい作業が好き
- 一人で黙々と取り組める
- コツコツ続けられる
本人からすると、
「みんなできるでしょ。」
と思っていることでも、
周りから見ると立派な強みだったりします。
不登校のお子さんは、学校だけで得意を判断しない
学校では、
- 勉強
- 体育
- 集団生活
など限られた能力しか評価されません。
しかし社会には、
数え切れないほどの能力があります。
例えば、
- 動画編集
- デザイン
- 写真
- プログラミング
- 接客
- 動物のお世話
- 料理
- DIY
- 発想力
- 観察力
- 共感力
学校では評価されにくい能力でも、
社会では大きな武器になることがたくさんあります。
学校だけを基準にすると、
本当の強みを見落としてしまうかもしれません。
無理に得意を探そうとしなくてもいい
親御さんが焦るほど、
お子さんにもプレッシャーが伝わります。
「何か得意なことを見つけなきゃ」
と思うと、
新しいことにも挑戦しにくくなります。
それよりも、
様々な経験をして、
「これは違った」
「これは少し面白いかも」
を繰り返す方が自然です。
得意は、
探すものというより、
経験の中から育っていくものなのです。
親御さんができる3つのこと
① 興味を否定しない
ゲームでも、動画でも、昆虫でも構いません。
「そんなこと意味ない。」
と言われると、
興味そのものが消えてしまいます。
まずは興味を尊重することが大切です。
② 小さな「できた」を一緒に喜ぶ
得意は成功体験から育ちます。
- 5分集中できた
- 新しい料理を作れた
- タイピングが速くなった
そんな小さな成長を認めることで、
自己肯定感も育っていきます。
③ 結果より「続けられたこと」を褒める
才能よりも、
続ける力の方が将来大きな武器になります。
「すごいね。」
ではなく、
「今日も続けられたね。」
という声掛けは、お子さんにとって大きな自信になります。
まとめ
「得意を伸ばそう。」
という言葉は間違いではありません。
しかし、
得意は最初から見つかるものではなく、経験の中で育っていくものです。
今、お子さんに得意なことが見つからなくても心配する必要はありません。
様々な経験を積み重ねる中で、「苦にならないこと」「少し楽しいこと」「自然と続けられること」が、少しずつ得意へと変わっていきます。
ルートサポートでも、勉強だけでなく会話やゲーム、さまざまな活動を通して、お子さん一人ひとりの「強み」を一緒に見つけていくことを大切にしています。
焦らず、お子さんのペースを信じて歩んでいきましょう。
ルートサポートでは、不登校支援だけでなく、子育てに関するメール相談も受け付けております。
今まで1000人以上のお子さんを見てきたからこそわかることを、すべてお伝えします。
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