「幸せ」の語源は「師合わせ」だと教わった日。私が親子の幸せを目指す理由
※「幸せ=師合わせ」という語源には諸説あります。
私は中学生の頃、一人の尊敬する先生からこんな話を聞きました。
「幸せという言葉は『師合わせ』が語源とも言われているんだよ。」
もちろん、これは諸説あります。
でも、その言葉は今でも私の心に深く残っています。
「人生は、どれだけ良い先生に出会えるかで変わる。」
その考え方が、私の人生を大きく変えました。
そして今、ルートサポートを立ち上げた理由も、この言葉に繋がっています。
良い先生は、人生を変える。
私は学生時代、勉強が得意だったわけではありません。
悩んだこともあります。
自分に自信が持てなかった時期もあります。
そんな時に出会った先生は、テストの点数だけを見る人ではありませんでした。
「この子には何が必要なんだろう。」
そう考えながら向き合ってくれる先生でした。
だからこそ私は前を向くことができました。
勉強を教えてもらった記憶以上に、「信じてもらえた記憶」が今でも残っています。
先生の一言で救われた日。
先生の笑顔で安心した日。
先生に認めてもらえた日。
あの出会いがなければ、今の私はいません。
不登校でもいい。
勉強が苦手でもいい。
人付き合いが苦手でもいい。
学校へ行けなくてもいい。
ゲームが好きでもいい。
昼夜逆転していてもいい。
今は何もやる気が起きなくてもいい。
そんなことで、その子の価値は決まりません。
お子さん一人ひとりには、必ず可能性があります。
私は、それを何度も見てきました。
だから私は、「今の姿」だけで判断しません。
その子が持っている未来を、一緒に信じます。
私が目指しているのは、復学だけではありません。
ルートサポートは不登校支援をしています。
でも、本当のゴールは復学ではありません。
もっと先にあります。
親子が笑っていること。
家庭に会話が戻ること。
「今日も楽しかった」と言える毎日になること。
将来、お子さんが
「あの時、あの先生に出会えてよかった。」
そう思ってくれること。
そこが本当のゴールです。
復学は、そのための一つの手段に過ぎません。
私が支援を続ける理由
これまで全国で、たくさんの親子と出会ってきました。
支援を終えたあと、
「先生に出会えて本当に良かったです。」
「勇気を出して相談して、本当に良かったです。」
そんな言葉をいただくことがあります。
その一言が、何よりも嬉しい。
そして、支援を卒業したあとにも「親子で元気にやっています」というメールが届くことも。
支援という仕事をしていて、本当に良かったと思える瞬間です。
その中でも、私が忘れられない出来事があります。
あるお子さんは、初めて会った日、ほとんど話をしてくれませんでした。
目もなかなか合わせてくれない。
質問をしても返事は短く、心を閉ざしているように感じました。
「焦らなくていい。」
そう自分に言い聞かせながら、少しずつ、少しずつ関係を築いていきました。
勉強も復学も、受験も一緒に乗り越えました。
そして迎えた支援最後の日。
そのお子さんは、私の前で涙を流しながら、
「先生、本当にありがとう。」
そう言ってくれました。
あの日の光景は、一生忘れることはありません。
人は、信じ続ければ変われる。
心は、時間をかければ開いてくれる。
そのことを、あのお子さんが教えてくれました。
私は今でも、あの涙を思い出すたびに、
「この仕事を続けよう。」
そう強く思います。
感謝されたいわけじゃない。
勘違いしてほしくないことがあります。
私は、感謝されたいからこの仕事をしているわけではありません。
有名になりたいわけでもありません。
ただ、目の前で苦しんでいる親子を、本気で幸せにしたい。
その一心で活動しています。
だからこそ、自分が必死に支え続けた家庭が笑顔になり、
その結果として
「ありがとうございました。」
と言っていただけることは、本当に幸せなことです。
支援してきた時間が報われたような気持ちになります。
親御さんの笑顔。
お子さんの笑顔。
その笑顔を見ることが、私にとって何よりの喜びです。
これが、私が支援を続ける意味です。
これが、私の生きがいです。
私は「先生」で終わりたくありません。
家庭教師。
カウンセラー。
復学支援員。
肩書きはいくらでもあります。
でも、私がほしいのは肩書きではありません。
親御さんが苦しい時に相談できる存在。
お子さんが安心して本音を話せる存在。
「この人なら大丈夫。」
そう思ってもらえる存在になりたいのです。
それが私にとって、理想の「師」です。
全国の親子にとっての「良い師」でありたい。
人生は、人との出会いで変わります。
私はそう信じています。
だから、一つひとつの出会いを大切にしています。
関わる親御さん、お子さんの人生に責任を持つ。
言葉一つにも責任を持つ。
目の前の一人を本気で幸せにしたい。
そんな想いで、毎日活動しています。
最後に
「幸せ」という言葉が本当に「師合わせ」なのか。
それは、もしかしたら違うのかもしれません。
でも私は、この考え方が好きです。
人生で良い師に出会えた人は、きっと幸せになれる。
そして今度は、その人自身が誰かにとっての「良い師」になっていく。
そんな幸せの連鎖が、この社会にもっと広がってほしいと思っています。
ルートサポートは、不登校を解決するためだけの場所ではありません。
親子が笑顔で未来を選べるようになるための場所です。
不登校でもいい。
勉強が苦手でもいい。
人付き合いが苦手でもいい。
あなたのお子さんには、必ず可能性があります。
私は、その可能性を最後まで信じ続けます。
そして、いつかお子さんが大人になった時、
「あの時、先生に出会えてよかった。」
そう思ってもらえるような存在でありたい。
全国の親子にとっての良い「師」となり、
親子の幸せを、本気で目指し続けます。
それが、あの日、中学生だった私に「幸せとは”師合わせ”なんだよ」と教えてくれた先生への恩返しであり、今度は私が誰かの人生を少しでも前向きに変えられる「師」になることだと信じています。
まだまだ未熟ですが、これからもたくさん学び、より良い”師”になるために全力で走り続けます!