子どものストレスサインと親の気づき方|身体的・精神的なストレスサインチェックリスト

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「最近、子どもの様子が少し変わった気がする」

そう感じている親御さんへ。

まず、ここまでお子さんのことを気にかけている時点で、それはとても大切な一歩です。

「朝、なかなか起きられない」

「最近、よくお腹が痛いと言う」

「前よりイライラするようになった」

「学校の話をすると嫌がる」

「部屋にいる時間が増えた」

もしかすると、親御さんはこう思っているかもしれません。

「成長して反抗期になっただけかな」

「最近の子どもはこういうものなのかな」

「うちの子だけが大変なわけじゃない」

「私の育て方が悪いのかな……」

でも、そこで一度立ち止まってください。

お子さんの「いつもと違う」は、ストレスのサインかもしれません。

厚生労働省も、子どものSOSサインは「睡眠・食欲・体調・行動」など、さまざまなところに現れるとしています。特に「今まではこんなことはなかった」「どうも普段と様子が違う」という変化に気づくことが大切です。

この記事では、親御さんがお子さんの変化に早く気づけるように、身体的・精神的なストレスサインをチェックリストにしてまとめます。

そして最後に、

「変化には気づいた。でも、どうすればいいの?」

という親御さんのために、具体的な対応についてもお伝えします。


まずは、お子さんのストレスサインをチェックしてください

難しく考えなくて大丈夫です。

「最近、これがあるな」

と思うものにチェックを入れるような感覚で見てください。

身体的なストレスサイン

  • 朝、起きるのがつらそう
  • なかなか起きられなくなった
  • 夜、なかなか眠れない
  • 夜更かしが増えた
  • 寝る時間・起きる時間が大きく乱れた
  • 寝すぎるようになった
  • 食欲がなくなった、または食べる量が増えた
  • 急に痩せた、または太った
  • 頭痛を訴えることが増えた
  • 腹痛を訴えることが増えた
  • 吐き気を訴える
  • めまいを訴える
  • 体がだるそう
  • 疲れていることが増えた
  • 顔色が悪い
  • 朝になると体調が悪くなる

これらは、厚生労働省が示している子どものSOSサインにも含まれています。

もちろん、

「腹痛がある=ストレス」

ということではありません。

身体的な症状には、別の原因がある可能性もあります。

だからこそ、

「気のせいだろう」と決めつけず、必要に応じて医療機関にも相談する。

これが大切です。


精神的・行動面のストレスサイン

身体だけではありません。

むしろ、親御さんが「なんか変だな」と気づくのは、こちらの変化かもしれません。

精神的・行動面のチェックリスト

  • 以前よりイライラする
  • ちょっとしたことで怒る
  • 急に泣くことが増えた
  • 元気がなくなった
  • 無気力になった
  • 何をするにも面倒そう
  • 集中できなくなった
  • 好きだったことをしなくなった
  • 友達と遊ばなくなった
  • 家族との会話が減った
  • 無口になった
  • 自分の部屋にこもる時間が増えた
  • 外に出たがらなくなった
  • 学校に行きたがらない
  • 学校の話をすると嫌がる
  • 「どうでもいい」と言うことが増えた
  • 自分を否定するような発言が増えた
  • 感情の起伏が激しくなった
  • 以前より怒りっぽくなった
  • 身だしなみに気を使わなくなった
  • 何もせずぼんやりしている時間が増えた

厚生労働省も、無口になる、友達と遊ばなくなる、学校に行きたがらなくなる、ひきこもりがちになる、イライラする、暴力的になるなどを、子どものSOSとして挙げています。


いかがでしたか?

ここで、親御さんに一つ気を付けていただきたいことがあります。

「何個当てはまったか」だけで判断しないでください。

1個しか当てはまらないから大丈夫。

10個当てはまったから危険。

そんな単純な話ではありません。

大切なのは、

「以前のお子さんと比べて、何か変わったか」

です。

たとえば、

以前は朝から元気だった。

最近は起きるのがつらそう。

以前は友達とよく遊んでいた。

最近は家にいることが増えた。

以前は学校の話を普通にしていた。

最近は学校の話をすると黙る。

こうした変化です。

厚生労働省も、「今まではこんなことはなかった」「どうも普段の様子と違う」という変化への気づきが重要だとしています。


「うちの子は反抗期だから」と考えてしまう親御さんへ

ここは、親御さんに強くお伝えしたいところです。

「反抗期だから仕方ない」

「思春期だからこんなもの」

「最近の子どもはスマホばかりだから」

そう考えてしまうのは、決しておかしなことではありません。

親御さんだって毎日頑張っています。

仕事もある。

家事もある。

学校とのやり取りもある。

お子さんの将来も心配。

そんな中で、

「もしかしたら、この子はストレスを抱えているのかもしれない」

と考え続けるのは、親御さん自身も疲れてしまいます。

だから、

「反抗期だからだろう」

と考えたくなる気持ちは、当然です。

むしろ、自分を責めなくて大丈夫です。

ただし――

その考えで終わらせないでください。

ここが大切です。

「反抗期かもしれない」

と思ったあとに、

「でも、以前と比べて何が変わったんだろう?」

と一度だけ、お子さんを観察してみてください。

その一歩が、お子さんを守ることにつながるかもしれません。


【実例】「ただの反抗期だと思っていました」

あるご家庭の例です。

中学生のお子さんについて、親御さんは最初、

「最近、反抗期がひどくなっただけだと思います」

と話していました。

以前は家族と普通に話していたお子さん。

ところが、

・朝起きるのが遅くなった
・食欲が落ちた
・頭痛を訴えるようになった
・部屋にいる時間が増えた
・学校の話をすると怒る

という変化が出ていました。

親御さんは、

「反抗期だから」

「学校に行きたくないだけ」

と考えていました。

でも、よく考えてみると、

最初に変わったのは「学校に行きたくない」という言葉ではありませんでした。

朝の頭痛。

食欲の低下。

会話の減少。

そして、学校の話を嫌がるようになった。

つまり、お子さんは「学校に行かない」という形になる前から、少しずつサインを出していた可能性があります。

ここに気づけるかどうか。

これは非常に大きな違いになります。


子どものストレスは「言葉」より先に出ることがある

お子さんが、

「今、私は強いストレスを感じています」

と言ってくれれば、親御さんも対応しやすいですよね。

でも、実際にはそう簡単ではありません。

お子さん自身が、

「自分がなぜつらいのか分からない」

こともあります。

厚生労働省も、子どもは自分がストレス状態にあることに気づきにくく、体調の悪さを自覚していても、それを十分に言葉で表現することが難しい面があるとしています。

だからこそ、

「何があったの?」

と聞いて答えを引き出すだけではなく、

普段の様子を見ることが大切です。


「学校に行きたくない」は、ただの甘え?

ここも、親御さんが悩みやすいところです。

「学校には行ってほしい」

当然ですよね。

「このままで将来大丈夫なの?」

そう心配するのも当然です。

「みんな学校に行っているんだから……」

そう考えることもあるでしょう。

でも、

学校に行きたくないという言葉だけを見てはいけません。

その前後に、

・頭痛
・腹痛
・吐き気
・朝起きられない
・不眠
・無気力
・イライラ
・集中力低下
・気分の落ち込み

などが出ていないか。

厚生労働省も、不登校やひきこもりの状態では、頭痛・腹痛・吐き気・食欲不振・倦怠感などの身体症状や、不眠・無気力・イライラ・集中力低下・憂うつ感などが見られることがあるとしています。

だから、

「学校に行かせるか、行かせないか」だけを考える前に、お子さんの状態を見る。

これが重要です。


親御さんが今日からできる「3つの気づき方」

では、具体的に何をすればいいのでしょうか。

難しいことは必要ありません。

①「今まで」と比較する

「この子は昔からこうだった」

ではなく、

「1か月前、半年前と比べてどうだろう?」

と考えてください。

② 朝・食事・睡眠を見る

特に、

朝・食事・睡眠

は、お子さんの変化に気づくポイントになります。

朝起きられない。

食べられない。

眠れない。

逆に寝すぎる。

こうした変化が続いていないか見てください。

③ 「聞く」より「見る」

「学校で何かあった?」

と何度も聞いても、お子さんが話してくれないことがあります。

だからこそ、

話さない=何もない

とは考えないこと。

表情。

生活リズム。

食事。

睡眠。

会話。

外出。

好きなこと。

こうした日常を見ることも、大切なコミュニケーションです。


ただし、親御さんだけで抱え込まなくて大丈夫です

ここまで読んで、

「結構当てはまっている……」

「うちも最近、朝起きられない」

「学校の話をすると怒る」

「これってストレスなのかな?」

と思った親御さんもいるかもしれません。

ここで、

「私がもっと早く気づいてあげればよかった」

と自分を責めないでください。

親御さんが悪いわけではありません。

お子さんの変化は、毎日一緒にいるからこそ気づきにくいこともあります。

厚生労働省も、家族はお子さんとの距離が近く、変化が「当たり前」に見えてしまうことで気づきにくい場合があるとしています。

だからこそ、

第三者に相談する意味があります。

「こんなことで相談していいのかな?」

と思っても大丈夫です。

むしろ、

深刻になってから相談するより、「ちょっと気になる」という段階で相談しておく。

そのほうが、親御さんもお子さんも選択肢を持ちやすくなります。


こんな状態なら、一人で判断しないでください

次のような状態が続いている場合は、親御さんだけで抱え込まず、学校・医療機関・スクールカウンセラー・相談機関など、状況に合った専門家への相談を検討してください。

  • 身体に関する症状が続いている
  • 睡眠や食事の変化が続いている
  • 学校に行きたがらない状態が続いている
  • 家から出なくなってきた
  • 強い無気力が続いている
  • 気分の落ち込みが強い
  • 自分を否定する発言が増えた
  • 自分を傷つける行為がある
  • 「消えたい」「死にたい」などの発言がある

特に自傷や「消えてしまいたい」といった発言がある場合は、軽く考えず、早めに専門家へ相談してください。厚生労働省も、自傷行為は子どものこころがSOSを出している可能性があり、専門家への相談を勧めています。


「もっと早く相談すればよかった」とならないために

親御さんの中には、

「もう少し様子を見てみよう」

「まだ大丈夫だろう」

「そのうち元気になるだろう」

と考える方も少なくありません。

それも当然です。

お子さんを信じたいからです。

お子さん自身の力で乗り越えてほしいからです。

できることなら、親御さんだって大ごとにはしたくありません。

でも、

「様子を見る」と「何もしない」は違います。

様子を見るなら、見る。

記録する。

変化を比較する。

必要なら相談する。

これでいいんです。


ルートサポートでは「何が起きているのか分からない」という段階から相談できます

ルートサポートでは、不登校のお子さんと親御さんへの支援を行っています。

もちろん、

「明日から学校に行かせたい」

というご相談だけではありません。

「最近、子どもの様子がおかしい」

「朝になると体調が悪くなる」

「学校の話をすると怒る」

「不登校になりそうで心配」

「すでに学校に行っていない」

「親としてどう接すればいいか分からない」

こうした段階でも構いません。

大切なのは、

親御さんが一人で答えを出そうとしないことです。

第三者と一緒にお子さんの状態を整理すると、

「そういえば、ここが変わっていた」

「最初はここからだった」

「この声かけは逆効果だったかもしれない」

「この部分はまだ大丈夫そう」

など、見えてくるものがあります。

そして、見えてくれば、

次に何をすればいいのかも考えられます。


「相談するほどではない」と思っている今こそ

最後に、もう一度だけお伝えします。

もし今、

「ちょっと気になる」

と思っているなら、その感覚を無視しないでください。

親御さんは、お子さんの変化を一番近くで見ています。

だからこそ、

「なんとなく変だな」

という感覚には、意味があることがあります。

もちろん、すべてがストレスとは限りません。

すべてが不登校につながるわけでもありません。

だからこそ、早い段階で整理する価値があります。

「まだ大丈夫」なのか。

「少し注意して見たほうがいい」のか。

「すでに誰かに相談したほうがいい」のか。

一人で悩み続ける必要はありません。


ルートサポートの初回無料相談をご利用ください

「この記事を読んだけれど、うちの子の場合はどうなんだろう?」

そう思った親御さんへ。

その「どうなんだろう?」を、そのまま相談してください。

完璧に状況を説明できなくても大丈夫です。

「最近、朝起きられなくて……」

「学校に行きたくないと言っていて……」

「前より怒りっぽくなって……」

それだけでも大丈夫です。

親御さんが今抱えている悩みを一緒に整理し、

お子さんに今、何が起きている可能性があるのか。

これから何をしていけばいいのか。

一緒に考えていきます。

「もっと早く相談すればよかった」

となる前に。

そして何より、

お子さんが「もう限界」となる前に。

少しでも気になることがあるなら、まずは一度ご相談ください。

初回無料相談はこちら

ルートサポートでは、不登校のお子さんと親御さんを対象に、初回無料相談を行っています。

「相談するほどなのかな?」

と思っている段階でも構いません。

悩みが大きくなってからではなく、小さいうちに相談する。

それも、お子さんを守るために親御さんができる大切な行動の一つです。

まずは話してみませんか?


この記事のまとめ

子どものストレスサインは、言葉だけに現れるとは限りません。

身体では、

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 食欲の変化
  • 睡眠の変化
  • 倦怠感

など。

精神面・行動面では、

  • イライラ
  • 無気力
  • 気分の落ち込み
  • 集中力低下
  • 会話の減少
  • 引きこもりがちになる
  • 学校に行きたがらない

などがあります。

そして何より大切なのは、

「何個当てはまるか」ではなく、「以前のお子さんと比べて変化したか」です。

「反抗期だから」

「思春期だから」

「みんなこんなもの」

と考えたくなる親御さんの気持ちは、間違っていません。

でも、その考えだけで終わらせないでください。

一度立ち止まって、お子さんを見てください。

そして、

「ちょっと気になる」

と思ったら、相談してください。

早めに気づく。

早めに整理する。

早めに必要な支援につなげる。

それだけでも、親御さんとお子さんの選択肢は変わります。

ルートサポートは、親御さんとお子さんが一緒に笑顔で未来を選べるように、伴走します。

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いつでもお待ちしています。

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